Kop
席:12400
障がい者用:9
収容人数:12409
リバプールが2度目のリーグ優勝を果たした記念として、1906年にたてられたのがこの有名なコップスタンド。100段の階段からできたとても大きなスタンドで、25000人程を収容できました。名前は、1900年のボーア戦争で、数々のイギリス人兵士が戦士した南アフリカの丘から。その丘がスピオン・コップと呼ばれていたそうです。ちなみに、その時戦死した兵士の多くが、ランカシャーの人々であり、地理的にもリバプールとは深いつながりがありました。
1927年にはコップは拡張されて、屋根もつけられるように。これによって、収容人数が27000人以上になっただけではなく、屋根のおかげで声も大きく響くようになりました。そしていつしか、コップスタンドのサポーターは世界中で有名になっていきます。
しかし、ヒルズボロの悲劇をうけて、1994年に立ち見席をイングランドのスタジアムから全面的に廃止することが決定します。そして、1994年の5月にコップの前での最後の試合。残念ながらノーリッチに1−0で負けてしまいましたが、ファンにとってはこの日は今でも特別な日なことは間違いないでしょう。
ちなみに、コップは今でもイギリスでは最大級の一層スタンドです。
Centenary Stand
1階席:6814
2階席:4600
エグゼクティブ・ボックス:348
収容人数:11762
その名の通り、リバプールの創設100周年を祝ってたてられたスタンド。このスタンドには、エグゼクティブ・ボックス、テレビ中継用の部屋、警察が使う部屋など色々な施設があります。
Anfield Road
1階席:6391
2階席:2654
障がい者用:29
収容人数:9074
コップの向かい側にあるスタンド。アンフィールドでは一番新しい建物。一部はアウェーファン専用のエリアになっています。
Main Stand
メインスタンド:9597
パドック:2409
ダイレクターズ・ボックス:177
プレス・ボックス:54
障がい者用:40
アンフィールドでは一番古い建物です。また、スタンド前方にはパドック席があります。また、実況や上のお偉いさんたちは、ここから試合をみます。
とまあ、こんな感じのことが書いてありました。印象的だったのが、やはりコップの立ち見席が廃止されたことでしょうかね。まるでそこでコップが終わったかのような書かれ方をしています。やはりその当時のコップをしっているファンからしてみると、今のコップは少し物足りなく感じるのでしょうね。
それにしても、立ち見時代のコップは今の3倍近くの人が入れたというのだから凄いですね。今でもだいぶ窮屈な感じはしますが(笑)。盛り上がりは凄かったかもしれませんが、安全な場所ではなかったでしょう。昔のコップの映像に興味がある人はこちらへ。それでもいまだにコップがアンフィールドで一番収容人数が大きいとは知りませんでした。てっきり、2階席もあるセンテナリーが1番多いのかと思っていました。
それと興味深いのが障がい者用、つまり車いす用の観戦スペース。合計で80人弱って少なすぎでしょ。BBCによると本来必要な数の45%しか満たしていないみたいですし、しかもアウェーの車いすファンはホームファンと一緒に座らせられる始末。メインスタンド拡張
も結構ですが、もう少し車いす用のスペースを増やすことを考えてほしい。
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