2015/10/05

ロジャーズの仕事を奪った10の試合

スカイスポーツにこんな記事が載っていたので、ここに翻訳していきたいと思います。元記事はこちらから。



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2014年4月
Liverpool 0-2 Chelsea
シーズン残り3試合で勝ち点7さえとれば優勝というこの試合。アンフィールドにやってきたのはチェルシー。そのチェルシーはCLが控えているということもあり、控え組が中心のメンバー。対するリバプールは11連勝中。そんな中、ジェラードの滑りによって失点すると、ウィリアンが追加点を決めるという悪夢。単純にこの試合をものにできていれば、ロジャーズはまだリバプールの監督だっただろう。

2014年4月
Crystal Palace 3-3 Liverpool
もしリバプールがこの試合に勝っていても、シティーは恐らく優勝したかもしれない。ただ、それがどうなっていたかは分からない。リバプールは得失点でのシティーとの差を埋めようと、3得点したあとも無意味に攻め続けていた。そして、最後の15分に3失点をする羽目に。

2014年9月
West Ham 3-0 Liverpool
夏にスアレスを失ったリバプールは積極的な補強を行っていた。ランバートは良い控え選手と見られていたが、バロテッリには懐疑的な声があった。そして、それらの問題だけでなく、他のも浮き彫りになったのがハマーズ戦。ジェラードは簡単にダウニングに抑えられ、結果は3ー0。この試合によって、リバプールの問題は単にスアレスを失ったということだけではないということが分かる。

2014年11月
Real Madrid 1-0 Liverpool
2ヶ月後には、ロジャーズとジェラードとのピッチ内外での関係が浮き彫りになりつつあった。ジェラードの契約更新は進まず、ベルナベウでの試合でも彼は起用されなかった。週末のチェルシー戦を優先させたわけだが、そのかいもなく、週末の試合でも負けた。これにより、ジェラードははっきりとクラブを去ることを意識することに。

2015年3月
Liverpool 1-2 Manchester United
ロジャーズはついにリバプールにとって一番良いシステムを見つけ出し、12月から13戦無敗だった。3-4-3でコウチーニョがより輝けるようなシステムになったわけだが、ユナイテッド戦では相手に破られてしまうことに。だが、この試合でファンが1番よく覚えているのはおそらくジェラードのレッドカードだろう。

2015年4月
Arsenal 4-1 Liverpool
この試合でそれまでのリバプールの勢いは完全に失われてしまうことに。この結果によって、トップ4の望みもほぼ完全に断たれてしまいました。さらに、スターリングが試合前にBBCのインタビューを勝手に受けてしまい、さらに状況が悪化。

2015年4月
Aston Villa 2-1 Liverpool
少なくともFA杯だけはリバプールのこのシーズンを元気づけていたようだ。そして、セミファイナルでのビラ戦というのは、リバプールにとっては楽な戦いなように思われていたかもしれない。が、ティム・シャーウッドの術にはまり、相手の攻撃を抑えることができなかった。ジェラードの誕生日に彼のリバプール最後の試合というのは幻で終わることに。

2015年5月
Stoke City 6-1 Liverpool
6失点もしてしまうというのは、どんな場合でも嫌なわけだが、ましてやシーズン最後の試合ともなればなおさらだ。ジェラードの最後の試合で、前半は5−0というスコア。おそらくこれによって、クラブ上層部な何かを変える必要があると確信しただろう。その結果、2人のアシスタント・コーチがクラブを去ることに。

2015年8月
Liverpool 0-3 West Ham
シーズン前半はアウェーでの難し試合がたくさんあっただけに、ホームでの試合でいかに勝ち点を稼ぐかが重要なはずだった。最初の3試合は上手くクリーンシートで難を逃れたものの、リバプールのディフェンスが改善したかもという願いは、この試合で打ち砕かれることに。

2015年9月
Manchester United 3-1 Liverpool
チーム状況の酷さがこの試合によって、より顕著になることに。引き分け狙いでいくも、それすら成し遂げることが出来ず。
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と、何だか読んでいると気持ちが沈んでくるような記事ですね(苦笑い)。ああ、そういえばこんな試合もあったな、と。しかもこれだけじゃあなくて、CLのホームでのバーゼル戦とか色々なことを思い出してきます。

まあ個人的に彼が解任された理由は、

1. 守備の改善がいっこうにされないこと。とくに、少し古いがキャラガー&ヒーピアのディフェンスを見慣れていた多くのリバプールファンにとっては、こうも簡単に相手にやられてしまうのを見るのは堪え難かったでしょうね。

2. 昨シーズンはバロテッリのワントップにこだわり、実質的に12月までプレシーズン状態だったこと。

3. 昨シーズンのマンユーとガナーズの大事な2連戦で2連敗。やはりビックゲームに弱いのは痛い

4. 2連敗の後に気持ちが抜けて、FAカップまで落としたこと。

まあそのくらいでしょうか。そんな中でも、やはり昨シーズンは痛かったですね。出遅れとビッグゲームでの2連敗で、それまでの13戦無敗も水の泡。一応連勝も多いですし、勝率もベニテスの次に良いぐらいの監督だったんですけどね。やっぱり悪いところに目がいきがになります。



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2 件のコメント:

Jaco さんのコメント...

こんにちは。
記事を読んでいるとヘコム内容ばかりですね(苦笑)私は今シーズンハマーズに負けた一戦は堪えました、、、。しかもホームで、、、。
ここ最近はビッグマッチに滅法弱くなりましたね。ラファの時代はビッグマッチは常にガチンコで勝負にいっていたと思います。
ロジャーズは連勝もあるんですが、不甲斐ない負けやドローが多いのも事実なんですよね。

Steven115 さんのコメント...

Jacoさん
コメントありがとうございます。

今シーズンのハマーズ戦は一番のガッカリでしたよね。開幕3戦ともクリーンシートで、ひょっとしたら今シーズンは違うかもなんていう期待が、見事に砕け散りましたからね。
本当にビッグマッチの弱さはどうにかしてほしいです。ラファの頃はチームの調子の調子が最低でも、ビッグマッチだけはどこからともなく力が湧いていたんですけどね笑