2015/10/11

クロップが取り組むべき10のこと

スカイスポーツにこんな記事が載っていたので紹介したいと思います。前にはBBCにも同じようなタイトルの記事がありましたが、内容は少し違いますね。元記事はこちらから。



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ファン
ロジャーズはホジソンとは違い、常に前向きな話をしていた。勝っているときはそれでかなりファンからの支持を集めもしていた。
クロップも同じように率直に話すことができるだけでなく、ドルトムントにいたころはクラブとの愛ですら話すことができた。これはリバプールでもきっと多くのファンに受け入れられることだろう。

プレースタイル
クロップの言うヘビーメタルフットボールに多くのリバプールファンは興味を惹かれている。彼が指揮していたときのドルトムントは、敵からボールを奪って素早い攻撃をして相手を圧倒していたのは本当のことだ。
もし彼が同じことをリバプールでもできるのならば、今のリバプールにとっていい薬になるのは間違いない。2シーズン前のリバプールのプレースタイルも、クロップが指揮すればまた再現できそうだ。

ディフェンス
ロジャーズが指揮していたリバプールというのは、集団でも個人でもミスがつきものだった。昨シーズンは失点に繋がったミスの数がリーグで2番目に多かった。
クロップのドルトムントもミスがまったくなかったわけではない。ただ、彼が最初にリーグタイトルを獲得したときは、22失点しかしなかった。彼によると、”私のもとでは、みんながディフェンスをしなきゃだめだ”、とのことだ。

怪我
ロジャーズは常に怪我人の多さを嘆いていた。それに、スタリッジがずっとフィットしていれば彼はまだリバプールの監督だったかもしれない。スタリッジの得点率はプレミア始まって以来の、どのレッズのストライカーよりも優れてはいるが、彼は最近43戦で7試合にしか出場できていない。
クロップにとっての悩みは、彼がドルトムントでやったようなスタイルだと選手一人一人への負担が大きいということだ。ドルトムントでは怪我人が常に問題だった。プレミアは試合数が多く、ウィンターブレイクもないので、クロップは上手く適応できるのだろうか?

主力をキープする
クロップのドルトムントでの成功は、レバンドフスキやゲッツェを失ったことによって勢いが衰えてしまった。この部分はリバプールファンも共感できる部分があるだろう。
クロップはスアレスやスターリングに関してはもう何もできないが、コウチーニョを残留させるのは全力を注ぐべきだ。コウチーニョに、リバプールがタイトルをとるためには彼の力が必要だということを分からせなければいけない。

スタッフ
ロジャーズはなんとかしてでも雰囲気を変えようと、この夏にスタッフを交代させた。クロップにとっても、適切なコーチを探してくることは重要だろう。
Peter KrawietzとZeljko Buvacがコーチ陣に加わることは濃厚だが、どちらもイングランドでの経験は浅い。キャラガーとジェラードはもういないが、クラブ事情を熟知しているコーチがいると、クロップもやりやすくなるのではないだろうか。

移籍市場
リバプールのトランスファー・コミッティーの誰がどの選手について責任があるのか、という議論は今後も続くだろう。でも、明らかなのは活躍しなかった選手が多すぎるということだ。巨額の資金がそれで無駄になってきた。
ドルトムント時代のクロップは賢い獲得が多かった。レバンドフスキは£4mでやってきたし、香川は£250,000だ。

すぐに結果を残すこと
キャラガーは、リバプールはもうトップチームではなくなり、スパーズのような中堅になっていると言っていた。クロップが就任する前のドルトムントも同じような状況だった。
ただ、彼はドルトムントをすぐに立て直し、就任の年には6位にもってくると、3年目にはリーグタイトルを獲得した。リバプールはクロップが長期的に成功をもたらしてくれることを望んでいるのは明らかだが、短期的にも結果を出すことも求められている。

ビックチームとの戦い
ロジャーズの元では、リバプールは、トップ4とエヴァートンのアウェーでの戦いで、18戦中わずか1勝しかできていない。だが、クロップはビッククラブとも戦えることは証明済みだ。ドルトムント時代にはバイエルンを5戦連続で破っただけではなく、モウリーニョのマドリード、ベンゲルのアーセナルからも勝利をあげている。クロップは成功の形を知っているのだ。

タイトル獲得
ロジャーズはタイトルを獲得することができず、1950年以来のレッズの監督ではトロフィーを獲得できなかった2番目の監督になった。タイトルの重要性は無視することはできないだろう。次のリーグ杯でのボーンマス戦に勝てれば準々決勝へ進めるし、ELでも3番目に優勝しそうなチームだということを考えれば、今シーズンのタイトル獲得の可能性だったありえることだ。
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まあ、当たり前なことばかりですね。ただ、その中でも気になるのが選手たちのフィットネス。やはりクロップのスタイルでは相当な運動量が必要ですし、プレミアの過密日程をどう乗り切るのかが非常に心配ですね。とくにうちにはスタリッジという非常に怪我のしやすい選手もいます。

あとはビックチームとの戦いとタイトル獲得。この2点は絶対に頑張ってほしいところ。ビックチーム相手の戦いは、今までが不甲斐なさ過ぎでした。それに、まずは何でもいいのでタイトルを一つとって弾みをつけたいところですね。




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