2015/06/10

今シーズンの総括3



今回はミッドフィールダー編

スティーブン・ジェラード:5点
さすがにもう限界を感じさせられるシーズンだったと思います。パスも前みたいに良いわけではなく、スタミナも落ちているので守備もイマイチ。おまけに今シーズン1番重要だった試合で1分も経たずに一発退場。それなのに監督は彼を中盤の底で起用。それでも、フリーキックとPKだけはさすがでした。

ジョーダン・ヘンダーソン:7点
今年も成長できたシーズンと言って良いでしょう。相変わらずの運動量に加えて、ゴールに直接絡むことも多かったです。ただ、チームの調子が悪いと彼自身もイマイチになるのが残念。キャプテンなら、チーム全体が下降気味のときに、チームを盛り上げるプレーをしてほしい。まあ、その辺は来期に期待。

フィリペ・コウチーニョ:8点
今シーズンは前線がバロテッリ&ランバートだったので、鋭いパス自体は少なくなったと思います。ただ、スターリングとの連携は良かったですし、前線での動きが少なくなったぶん、積極的に自分で仕掛けるようになりましたね。ドリブルで2、3人は普通にかわせていましたし、ミドルシュートも良かった。あとは、スタリッジやスアレスみたいに、前線で積極的に動いてくれる選手がいれば、彼の能力がもっと引き立つと思うんですけどね。

ルーカス・レイバ:6点
現メンバーでいったら、中盤の底がルーカスが1番でしょうかね。ただ彼は使われ続けないと良くならないので、今シーズンみたいな使われ方だと、微妙な出来になってしまうんですよね。久しぶりに使われた最終節のストーク戦が良い例。

アダム・ララーナ:6点
序盤は少し苦しんでいたみたいですが、結果的には良くやったほうでしょう。もっとスタメンで出ても良かった選手だと思います。基本技術はしっかりしているみたいですし、周りとの連携がもっと深まれば活躍はできるでしょうね。

ジョー・アレン:5点
まあ、及第点と言ったところでしょうか。でも、本当はもう少し活躍してほしかったです。パスは確かに回せるんですけど、早さがないですし、決定的な仕事はできない感じでしたよね。

エムレ・カン:7点
最後の試合がなければ、もっといい印象でシーズンを終われたんですけどね。まあでも、全体で見ればセンターバックとして非常に良くやってくれたと思います。まるでベテランのようなプレーでした。

ラザル・マルコヴィッチ:5点
才能を見せたような試合はありましたが、全体的にはまだまだでしょう。まだ若い選手ですし、1年目ということを考えれば及第点ですかね。それに、シーズン中盤以降はウィングバックのようなかたちで使われていました。

ジョーダン・アイブ:7点
これからが楽しみな選手の一人。基本的な技術がしっかりしていますし、スピードが特別あるという訳ではないですが、フィジカルはしっかりしているので当たりには強そう。しかもシュートも良いものをもっています。


まあ、こんな感じでしょうか。まとめると、ジェラードの衰え、コウチーニョの活躍、そしてこれからまあまあ楽しみな選手たち、と言ったところだと思います。

ジェラードに関しては、衰えについてはまあしょうがないですが、それでも相変わらずフリーキックとPKだけは良かったです。現地で見ていて一番しびれたのがCLのバーゼル戦。あのフリーキックは見事でしたね。やっぱりこういう苦しい状況で、ファンに希望を与えてくれるのはこの人だけなんだな、と思わせるようなゴール。10年経って、チームがまるでかわっても、それだけはやはり変わらないわけです。結果的には奇跡は起こせませんでしたが、衰えた体でも必死で頑張って奇跡を起こそうとしてくれるジェラードにはしびれましたね。あの姿が、見ていて感動させられるというか、悲しくなるというか・・・。

まあ、とりあえずあの試合だけは生でみれてよかったです。では、次はフォワード編。


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